MBTより配当を受け取りました。(配当利回り14.57%?)

MBT(モバイルテレシステムズ)より配当をいただきました。200株保有

当初8.6ドルで購入したので、持ち株は1ドル110円換算で8.6ドル×200株×110円=189,200円

税引き前13,969円÷189,200円=7.3%の利回り

税引き後11,132円÷189,200円=5.8%の利回りになります。

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あれ、32ドルで180株(63万円相当)保有しているAT&Tさんの配当を上回っている・・・?

下記はAT&Tさんの配当履歴になります。

https://jp.investing.com/equities/at-t-dividends

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四半期に一度堅実に配当が実施されていますね。(しかも少しずつ増配。)

 

対して下記はMBTの配当履歴になります。

https://jp.investing.com/equities/mobilnye-telesistemy-adr-dividends

2016年は年1回の配当ですが、2014年、2015年、2017年は年2回配当が実施されています。2018年7月の配当利回りは14.57%・・・!?

私の手元に入金されたのは税引き前で7.3%なので2倍以上差があります。一株当たり7.5ドルで計算しても0.548÷7.5=7.3%ですね。つまり14.57%というのは年2回配当前提の場合の配当利回りということになります。(10月に配当がなければ配当利回りは7.3%ということになります。AT&Tの場合は年4回の配当前提での利回り計算となっています。)

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MBT月足チャートです。8.6ドルで購入後、7.5ドルまで下落→500株まで買い増しています。(現在平均単価7.94ドル)ナンピン(株価下落の際に買い増すこと)はやってはいけないと一般には言われていますが、高配当株については高い配当利回りを享受するチャンスになるのと予想を超えて下落した場合には最終手段としての塩漬けという手があります。MBTの場合だと現在7.5ドルで直近3年の最安値は5.2ドル当たりなので最悪の場合、あと30%下落するリスクがありますが、配当利回り7%台で5年気絶していれば回収できます。しかしその場合のリスクとしては当然、減配や無配になりますが、MBTは携帯事業会社であるので契約者からの安定した契約料収入が見込めます。

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以下はMBTの2018年第1四半期の投資家向けプレゼン資料です。

MTS - Investors - Financial center - Financial results

グループ全体の総売上(TOTAL GROUP REVENUE)は約3%成長しており、OIBDAの額、売上対比率も改善傾向にある。

※OIBDAとはつまりEBITDAのことらしく、EBITDA = 税引前利益 + 特別損益 + 支払利息 + 減価償却

 

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また利益率も前年比で4.0%も改善しており、金額の伸び率は32.3%になっています。

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あれ、業績いいのに何で株価が下がっているの・・・?ということですが、おそらくアメリカの金融引き締めの影響でのトルコリラ安に端を発している、新興国の通貨安&株安の影響を受けているのではないかと考えています。

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しっかりルーブル安ですね。(でも過去5年のルーブル安にはまだ届いていない。)

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また今後MBTも5Gに対応していくための設備投資を計画しており、(CAPEX=資本的支出)今後配当の支払いを圧迫していく可能性があります。また負債も増加するため、米国の金融引き締めが金利の上昇(利払い費用の増加)につながります。裏を返すと先行きの見通しの悪さから今の業績が良くても売られている可能性もあります。

 

結論

 業績が良いのに株価が下落 → 企業の業績とは関係ないところで株価が下がっているとすると投資のチャンス!でもファンダメンタルズ(金利上昇、債務増加)の悪化懸念があることから、株価はまだ底打ちしていないリスクがあります。(投資は自己責任でお願いします。)

 

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